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登録日: 2025-03-14   最終更新日: 2025-03-14

第3章 3.1 演算子の使い方

PHPには、変数や値を操作するためのさまざまな演算子があります。演算子を使用することで、数値計算、比較、論理演算、代入などの処理を実行できます。このセクションでは、算術演算子、比較演算子、論理演算子、代入演算子、インクリメント/デクリメントについて説明します。

3.1.1 算術演算子(+, -, *, /, %)

算術演算子は、基本的な数値計算を行うために使用されます。

  • + (加算)
    2つの値を足します。

    
    <?php
        $a = 5;
        $b = 3;
        echo $a + $b; // 出力: 8
    ?>
    
  • - (減算)
    2つの値を引きます。

    
    <?php
        $a = 5;
        $b = 3;
        echo $a - $b; // 出力: 2
    ?>
    
  • * (乗算)
    2つの値を掛けます。

    
    <?php
        $a = 5;
        $b = 3;
        echo $a * $b; // 出力: 15
    ?>
    
  • / (除算)
    2つの値を割ります。

    
    <?php
        $a = 6;
        $b = 3;
        echo $a / $b; // 出力: 2
    ?>
    
  • % (剰余算)
    1つの値を別の値で割った際の余りを計算します。

    
    <?php
        $a = 5;
        $b = 3;
        echo $a % $b; // 出力: 2
    ?>
    

3.1.2 比較演算子(==, ===, !=, <, >, <=, >=)

比較演算子は、2つの値を比較し、その結果として true または false を返します。

  • == (等しい)
    値が等しいかどうかを比較します(型は考慮しません)。

    
    <?php
        $a = 5;
        $b = "5";
        var_dump($a == $b); // 出力: bool(true)
    ?>
    
  • === (厳密に等しい)
    値と型が等しいかどうかを比較します。

    
    <?php
        $a = 5;
        $b = "5";
        var_dump($a === $b); // 出力: bool(false)
    ?>
    
  • != または <> (等しくない)
    値が等しくないかどうかを比較します。

    
    <?php
        $a = 5;
        $b = 3;
        var_dump($a != $b); // 出力: bool(true)
    ?>
    
  • < (より小さい)

    
    <?php
        $a = 5;
        $b = 3;
        var_dump($a < $b); // 出力: bool(false)
    ?>
    
  • > (より大きい)

    
    <?php
        $a = 5;
        $b = 3;
        var_dump($a > $b); // 出力: bool(true)
    ?>
    
  • <= (小さいか等しい)

    
    <?php
        $a = 5;
        $b = 5;
        var_dump($a <= $b); // 出力: bool(true)
    ?>
    
  • >= (大きいか等しい)

    
    <?php
        $a = 5;
        $b = 3;
        var_dump($a >= $b); // 出力: bool(true)
    ?>
    

3.1.3 論理演算子(&&, ||, !)

論理演算子は、論理式を扱うために使用され、複数の条件を組み合わせる際に役立ちます。

  • (AND)
    すべての条件が true の場合に true を返します。

    
    <?php
        $a = true;
        $b = false;
        var_dump($a  // 出力: bool(false)
    ?>
    
  • || (OR)
    いずれかの条件が true の場合に true を返します。

    
    <?php
        $a = true;
        $b = false;
        var_dump($a || $b); // 出力: bool(true)
    ?>
    
  • ! (NOT)
    条件の逆を返します。条件が true の場合は false を、条件が false の場合は true を返します。

    
    <?php
        $a = true;
        var_dump(!$a); // 出力: bool(false)
    ?>
    

3.1.4 代入演算子、インクリメント/デクリメント

代入演算子

代入演算子は、右辺の値を左辺の変数に代入します。PHPでは、以下のような複合代入演算子も使用できます。

  • = (単純代入)
    右辺の値を左辺に代入します。

    
    <?php
        $a = 5;
    ?>
    
  • += (加算代入)
    左辺の変数に右辺の値を加えた結果を左辺に代入します。

    
    <?php
        $a = 5;
        $a += 3; // $a は 8 になります
    ?>
    
  • -= (減算代入)

    
    <?php
        $a = 5;
        $a -= 2; // $a は 3 になります
    ?>
    
  • *= (乗算代入)

    
    <?php
        $a = 5;
        $a *= 2; // $a は 10 になります
    ?>
    
  • /= (除算代入)

    
    <?php
        $a = 10;
        $a /= 2; // $a は 5 になります
    ?>
    
  • %= (剰余代入)

    
    <?php
        $a = 10;
        $a %= 3; // $a は 1 になります
    ?>
    

インクリメント/デクリメント

インクリメントおよびデクリメント演算子は、変数の値を1ずつ増減させるために使用されます。

  • ++ (インクリメント)
    変数の値を1増やします。

    
    <?php
        $a = 5;
        $a++;
        echo $a; // 出力: 6
    ?>
    
  • -- (デクリメント)
    変数の値を1減らします。

    
    <?php
        $a = 5;
        $a--;
        echo $a; // 出力: 4
    ?>
    

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