登録日:
2025-03-16
最終更新日:
2025-03-23
第6章 6.2 組み込み関数
PHPには、すぐに利用できる便利な組み込み関数が多数用意されています。ここでは、特に頻繁に使用される文字列操作、数値操作、配列操作の関数について紹介します。
6.2.1 文字列操作
文字列を扱う際に便利な関数をいくつか紹介します。
-
strlen()
: 文字列の長さを取得します。 -
strpos()
: 特定の文字や文字列が最初に現れる位置を取得します。 -
substr()
: 指定した位置から部分文字列を取得します。 -
str_replace()
: 文字列の一部を別の文字列に置き換えます。
例: 文字列操作関数の使用
$text = "こんにちは、世界!";
// `strlen()` の例
echo strlen($text); // 出力: 21(マルチバイト文字ではなくバイト数のため)
// `strpos()` の例
echo strpos($text, "世"); // 出力: 15(「世」が最初に現れる位置)
// `substr()` の例
echo substr($text, 0, 6); // 出力: こんにちは
// `str_replace()` の例
$newText = str_replace("世界", "PHP", $text);
echo $newText; // 出力: こんにちは、PHP!
6.2.2 数値操作
数値に関する処理を行うための組み込み関数も多くあります。
-
abs()
: 数値の絶対値を取得します。 -
round()
: 数値を四捨五入します。 -
rand()
: 指定した範囲の乱数を生成します。
例: 数値操作関数の使用
// `abs()` の例
echo abs(-10); // 出力: 10
// `round()` の例
echo round(3.6); // 出力: 4
// `rand()` の例
echo rand(1, 10); // 1から10の間の乱数を生成
6.2.3 配列操作
配列を扱うための組み込み関数は、配列の操作や要素の確認などに役立ちます。
-
array_push()
: 配列の末尾に1つまたは複数の要素を追加します。 -
array_merge()
: 2つ以上の配列を結合します。 -
in_array()
: 指定した値が配列内に存在するか確認します。
例: 配列操作関数の使用
$fruits = ["りんご", "バナナ"];
// `array_push()` の例
array_push($fruits, "オレンジ", "ぶどう");
print_r($fruits); // 出力: Array ( [0] => りんご [1] => バナナ [2] => オレンジ [3] => ぶどう )
// `array_merge()` の例
$vegetables = ["にんじん", "キャベツ"];
$food = array_merge($fruits, $vegetables);
print_r($food); // 出力: Array ( [0] => りんご [1] => バナナ [2] => オレンジ [3] => ぶどう [4] => にんじん [5] => キャベツ )
// `in_array()` の例
if (in_array("バナナ", $fruits)) {
echo "バナナは配列に含まれています!"; // 出力: バナナは配列に含まれています!
}
これらの組み込み関数を活用すると、文字列や数値、配列の操作が簡単になり、より効率的にプログラムを構築できます。
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