登録日:
2025-03-14
最終更新日:
2025-03-14
第4章 4.2 while
ループ
while
ループは、指定した条件が真である間、繰り返し処理を実行する制御構文です。条件が初めにチェックされるため、条件が偽の場合はループが一度も実行されないこともあります。
4.2.1 無限ループとブレーク
while
ループを使うと、条件が常に真であれば無限ループになります。無限ループはプログラムの暴走を引き起こすことがあるため、適切なタイミングで条件を変化させる、または break
文を使ってループを強制的に終了する方法が重要です。
例: 無限ループ
while (true) {
echo "無限ループです\n";
break; // 無限ループを防ぐためにブレークします
}
4.2.2 do-while
ループとの違い
do-while
ループも条件が真の間繰り返し処理を実行しますが、do-while
は条件チェックがループの最後で行われます。そのため、最低でも1回は処理が実行されます。while
ループと異なり、条件が偽であっても最初の処理は必ず実行される点が特徴です。
例: do-while
ループ
$count = 0;
do {
echo "処理が実行されました\n";
$count++;
} while ($count < 1);
この例では、$count
が0で初期化されているため、do-while
ループは1回だけ実行されます。
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第4章 4.3 foreach
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第4章 4.1 for
ループ
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