登録日:
2025-02-03
最終更新日:
2025-03-20
Laravel .env の設定方法について
Laravel の .env 設定方法について説明します。
.env ファイルとは?
Laravel の .env ファイルは、環境ごとの設定(データベース接続情報やメール設定など)を管理するためのファイルです。 プロジェクトルートにある .env ファイルを編集することで、Laravel アプリの動作環境を簡単に変更できます。
.env ファイルの作成
Laravel をインストールした後、プロジェクトルートには .env.example というファイルがあります。 これをコピーして .env ファイルを作成します。
cp .env.example .env
.env ファイルの編集
nano や vim などのエディタを使って .env を編集できます。
nano .env
主な設定項目:
APP_NAME=Laravel
APP_ENV=local
APP_KEY=
APP_DEBUG=true
APP_URL=http://localhost
データベースの設定:
DB_CONNECTION=mysql
DB_HOST=127.0.0.1
DB_PORT=3306
DB_DATABASE=your_database_name
DB_USERNAME=your_db_user
DB_PASSWORD=your_db_password
メールの設定:
MAIL_MAILER=smtp
MAIL_HOST=smtp.mailtrap.io
MAIL_PORT=2525
MAIL_USERNAME=null
MAIL_PASSWORD=null
MAIL_ENCRYPTION=null
MAIL_FROM_ADDRESS=your@example.com
MAIL_FROM_NAME="${APP_NAME}"
.env の変更を適用する
.env を編集した後、キャッシュをクリアして変更を適用します。
php artisan config:clear
または、キャッシュを再作成:
php artisan config:cache
.env の注意点
- .env ファイルは Git にコミットしない(.gitignore に追加済み)。
- 変更後は キャッシュをクリア する。
- .env の値は config() や env() で取得可能(ただし env() はキャッシュされない場合があるので config() を推奨)。